今回の投稿は英会話を独学でモノにすることは可能か?ということについて考えてみたいと思います。
今の世の中英会話学校が盛んですね。東京、大阪、名古屋などの都市部だけではなく、どんな地方の小都市でも英会話学校ができています。
英語を勉強するなら英会話学校という風潮があるいま、独学だけで英語を勉強するのはおかしいことでしょうか?
独学で英語をマスターできれば英会話学校とかかなくても済むのでこれはこれで良いことなのかと思います
英語はインプット重視でモノになる
聞けなければ話せない
英語をしゃべるということはそもそもどういうことなのでしょうか?
英語を話すことは相手とコミュニケーションをすることです。
英語はあくまでもコミュニケーションのための手段です
相手の言うことが理解できないと何を喋ればよいのか見当もつきません。
相手の言うことを正確に理解することがまずは必要です。
基本的な語彙を知らなければ話せない
英語は英単語で作られています。最低限の動詞、名詞、形容詞が頭の中にはいっており、すぐに出てくるようではないと最低限のコミュニケーションすら成り立たないことになります。
正確に発音ができなければ、聞けない
英語を話すことは音声によって相手とコミュニケーションをとることです。
そのための有力なツールが正確な発音です。英語を聞き取ることができないと言っている人の発音を聞いていますと、ほとんどの場合英語の発音にはなっていません。
英語の発音は粘り強く学んでいかなければなりません。いろいろなパターンの音声を頭の中に叩き込むこと、これもインプットの一種です。
読めることは英語学習の基礎
英語を読むことの中には英語学習の基礎がすべて詰まっています。
英語を読むためには英語の単語力がなければなりません。
英語を読むときには心の中で発音しながら読んでいますので、正しい発音ができているかどうかがためされます。
また英文は正しい英語の規則に基づいて書かれていますので、英文法の正確な理解が必要になります。
英語を追わずに内容を追う(Frame of Reference)
英語は何らかの情報を伝えるためのツールです。伝える情報になじみがあれば、英語の知識が薄くても内容はかなりつかめるようになり、結果として不明な単語、熟語などもなんとなくわかるようになります。
ビジネスで英語を使うことを想定されているなら、ビジネスの専門分野の知識を深めておくことが結果的に英語力を高めることにつながります。
英語の決まりごとを知らなければ話せない
英語は一定の規則に基づいて組立てられています。その規則を知り、使いこなせないとダメですね。単語を知っているだけではまともなコミュニケーションができません。
まずは独学でインプットをして基礎を固めるべき
いままで説明したように、英語を聞くこと、読むこと、文法を知ること、専門知識を深めること、正しい発音を学ぶこととは独学でも十分にできることです。
わざわざ人に教えてもらうことは必要ではありません
英会話学校に通うよりも、まずは独学でインプットを進めておくべきですね
英語の4技能はそれぞれつながっている
現行の学習指導要領においても、小中高を通じて、コミュニケーション能力を育成し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく育成することを目指しています。基本的考え方や概要については、次の通りです。
http://4skills.jp/education/neweducation.html より引用
とありますように「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能はは日本は国際化時代
を迎えるにつれれこれからは必要になるとのことです。
4つの技能ということでこれからは話す、書くというアウトプットにも力を入れて教育がなされるとのことですが、今の時点での英語のインプット量でも十分か自分は疑問をもっています。
例えば、英語を聞けなけらば話せないし、英文を読むこともできません。
アウトプットの教育の前に、読む、聞く、というインプットの量が十分かどうか慎重に検討したほうが良いと思います。
英語のインプットを行うための優良な教材はたくさんある
インプットを行うための教材はたくさんあります。書店の英語コーナーに行けば多くの学習書が並んでいます。
今回は英語コーチングスクールのプログリットの社長が推薦する学習書を上げてみます。
英文法
『Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル』(アルク)
『 英文法のトリセツ 英語負け組を救う丁寧な取扱説明書――じっくり基礎編』
『 英文法のトリセツ 英語負け組を卒業できる取扱説明書――とことん攻略編』
『 英文法のトリセツ 英語勝ち組を生む納得の取扱説明書――中学レベル完結編』
(すべて阿川イチロヲ著、アルク)
リーディング
ラダーシリーズ
優しい英語で書かれています。速読にはお勧めです。
リスニング
① VOA(アメリカの放送)
②『公式TOEICR Listening & Reading 問題集』
③ TED(著名な人のプレゼンの無料配信)
です。難易度の低いものから始めて徐々にレベルを上げていくのが良いです。
英単語・英熟語
キクタンシリーズがおススメです。レベル別に分かれていますので、自分に合わないものを買ってしまうということがありません。
書店の英語コーナーに行けば多くの学習書が並んでいますのでご自身にあったものを選べば良いでしょう。
英語の勉強を独学で行うメリット、デメリットについて
最後に英語の独学にはどのようなメリットやデメリットがあるのかをまとめていきますね
独学のメリットについて
お金があまりかからない
独学は英語の参考書の費用だけで済みますので、それほどの費用はかかりません
自分のペースでできる
専門のトレーナーがついているわけではないので、自分のペースで勉強を進めることができます。体調が悪かったり、仕事が忙しい時には休んだりできます。
インプットには独学が最適
いままで英語の学習はインプット中心で進めるべきということを説明してきましたが、インプットは自分で勉強を進めていく作業ですので一人でも十分できます。
独学のデメリットとは?
独学には強い意志が必要
自分のペースでできるということは、強制力が働かないということです。
人間は気分によって左右されやすいものです。日々感情は揺れ動きます。体調は一定でもありません。
ですので気分がのらなかったり、体調が思わしくないと勉強を継続することはできなくなります。
英語の独学には強い意志が必要なのですね
アウトプットの練習には工夫が必要
今までインプットの必要性を説明してきましたが、英語にはアウトプットの練習もインプットほどではないですが必要です。英文で日記を書くなり、仕事上でネイティブと会話する機会を作るなど、少し工夫が必要になります。
もし少しでも独学への不安を感じたあなたへ
英語のインプットは独学で理論的には十分なはずですが、もし自分で進めるのに不安を感じるようでしたら英語コーチングスクールの利用をお勧めです。あとアウトプットの確認をどうすれば良いか悩んでいる人にもおすすめになります。
今回ご紹介するコーチングスクールは以下の2点でおススメです
インプットを重視しているということ
アウトプットの前には当然のことながら、インプットが必要です。
この当然のことを理解していることが重要です。
自習の大切さを理解してること
英会話のレッスンはあくまでも練習試合であり、練習試合の準備(自習)が重要で
あるというコンセプトの英語コーチングスクールです。
今回おススメしている英語コーチングの会社はプログリットというスクールです。
是非参考にされて見てください
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