オンライン英会話はここ数か月の新型ころなウイルスの影響で、外出自粛要請があり家で過ごす時間がおおくなっていることもあり、オンラインプログラムへの参加希望者が多くなっているとのことです。
もともとはコストを抑えるためにフィリピンや東欧などの国から講師を採用していたのですが、受講生の要望?から米国、英国などの英語圏からも講師を採用するようになってきています。
ネイティブとのオンラインレッスン専門のスクール一覧
ネイティブスピーカーがレッスンするスクールはあまり多くありません。
ノンネイティブの講師とネイティブの講師の両方のレッスンが受けれるスクールまたネイティブ講師しかいないスクールの2種類があります。
もともとはフィリピンなどの人件費が安い国から講師を採用していたのですが、ネイティブ講師のリクエストが多いことから、ネイティブのスクールが増えてきたのではないかと思います。
ネイティブと話すことができるスクール一覧
EFイングリッシュライブ
講師はネイティブ講師で全員が大卒かつ英語指導資格を持ちます。
DMM英会話
フィリピンの英語講師がメインです欧米などの英語ネイティブ講師もいます。
最近大掛かりに宣伝を行っています。
ネイティブキャンプ
講師の国は、イギリス、ボスニア、セルビア、フィリピン、日本から選ぶことができます。
Cambly
講師は全員ネイティブになります。
vipabc
シリコンバレー発の高品質英会話スクールです。講師全員が英語教授法の資格を持ちます。費用はかなりお高めです。
エイゴックス
ネイティブ・フィリピン人・日本人講師の3パターンの授業を受けることができます。
English for Everyone
ビジネスパーソンにぴったりなオンライン英会話スクールです。
授業をうけっぱなしにするのではなく生徒の自習のマネージメントも行うところが他の英会話スクールと一味違うところです。
Italki
SNSがプラットフォームとして機能しており、教えたい人と学びたい人を結びつける機能を持ちます。
ビズメイツ
ビジネス英語に特化した講師がレッスンを行います。
ネイティブOKのオンライン英会話スクールの費用
英語圏以外の講師に比べて、英語圏の講師のレッスン費用は高くなる傾向になります。
フィリピンなどの非英語圏の講師のレッスンに比べて1.5倍~2倍は高くなります。
いろいろな国の講師を抱えるスクールで、ネイティブの講師を選択できるところもあるのですがネイティブの講師の予約は人気があり結構難しいですね
英語ネイティブのレッスンを受けるメリットは何?
ネイティブの講師のレッスンはなんでこんなに人気があるのでしょうか?
本場の英語を学ぶことができる
そもそも英語はイギリスの言語です。イギリスの植民地が世界に広がり、英語が世界の言葉になりました。
正統的な英語はイギリス英語、その次がアメリカ英語という位置づけになります。
世界でも多くの人が英語を学ぶようになりましたが依然として標準の英語はイギリス英語かアメリカ英語というのが、世界の認識です。
特に英語のリスニングという面では英語ネイティブの発音に触れることができるので良い機会なのではないでしょうか?
英語のネイティブから見て?通じるかどうかのチェックを受けることができる
ネイティブの講師にとって英語は母国語です。その彼らから見て生徒の英語が理解できるかどうかは一応生徒の英語が通じるかどうかの合格ラインであると言えるのではないでしょうか
ノンネイティブのレッスンを受けるメリットとは?
欧米人以外の講師からレッスンを受ける場合のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
レッスン費用が安い
ノンネイティブの講師はフィリピン、東欧、ロシアが多く物価は欧米に比べて安いです。講師に払う収入も安くてすみます。
スクールにもよりますが、差が多いところですと半額近くの値段で受講できます。
予算が厳しい人にとってはこれはうれしいですよね
いろいろなタイプの英語に慣れることができる
英語と言っても色々なタイプの英語があります。
英語をしゃべる国籍の人は今や欧米人だけではありません。中国、東南アジア、英国以外のヨーロッパの人もどんどん英語をしゃべるようになっています。
欧米人以外の人の英語はNHK の英語講座の外国人が喋る英語とは違い、きれいな英語ではありません。
ですが海外ビジネスをあなたがやることになれば、英国や米国だけではなくいろいろな国とコミュニケーションをとらなければなりません。
いろいろな英語を聞き取らなければならないので、日頃オンライン英会話でいろいろな国の人の話す英語に慣れておけばあとで必ず役にたちます。
英語で重要なのはインプット
第二言語習得理論について
英語の習得について現在いちばん信頼性があるであろう学説をここで紹介させていただきます。英会話コーチングスクールプログリットの社長である岡田氏の著書からの引用になります。
これは、「インプットとアウトプットをどのような割合に
して第二言語習得のための学習を組み立てるとよいか」とい
う問いなのですが、結論としては、下記といわれています。
大量のインプットと少量のアウトプット・・これを見ると違和感を覚える方も多いと思いますが、誰が
なんと言おうと現在の最先端の研究結果としてはこれが一番
信用に足るものです。
大人が英語を習得したいのであれば、インプットとアウトプットに割
く時間の割合を8:2程度にすると、効率は大きく改善され
ると思います。
アウトプットよりインプットを多く行わなければならないということを主張されていますし、自分の経験からもインプット重視はまず間違いのないところであると思います。
自分も20年位前に英会話学校に通った経験がありますが、あまりうまくなりませんでした。2校に通ったんですが。。
人間は自分で知覚でできるものしかアウトプットできない
人間は英語をしゃべるときには人間の頭の中にある単語しか喋れませんし、人間が知覚できる音声しかしゃべれません。
アウトプットについても同じです。
自分の知っている単語、熟語でないと書けませんし、理解している文法でないと使えません。
コンピュータは入力したものを一定の処理を加えてアウトプットしますが、入力がゼロだと結果もゼロです。
英語学習でも同じことが言えると思います。
オンライン英会話はネイティブ講師である必要はない
英語を勉強するときにはアウトプットを減らしてインプットを中心にすべきということを説明させていただきました。
オンライン英会話をインプットの機会ではなくアウトプットの機会ととらえるならば、アウトプットの相手が誰であるかは特に問題ではなくなります。
極端に言えばインプットを8割方やったあとでは、2割のアウトプットは日記帳へのアウトプットでも最低は良いのではないでしょうか?
とはいえスピーキングのアウトプットの場合、相手があったほうが、自分のスピ―キングの反応がすぐにわかります。
ですので、スピーキングのアウトプットについては、ノンネイティブでも問題はありません。
もしネイティブの英語の発音をオンライン会話の席で勉強するつもりならネイティブの講師が必要ですが、ネイティブの発音はスマホアプリ、you tube 、映画などの題材がいまやたくさんあります。
わざわざオンラインスクールの講師の英語をリスニングの題材にしなくても良いと思います。
費用もあまりかからないのでオンライン英会話はネイティブ講師である必要はないのではないでしょうか?
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