世の中には英会話スクールがたくさんあります。大手の会社から個人経営のところまでです。
仕事で英語が必要になったときとか、外国人と友達になりたいと思ったときに慌てて英会話スクールの門をたたくのですが、英会話スクールに通うだけで英語の勉強になり、英語はうまくなるのでしょうか?
このことはかなり多くの人が疑問に思っているところと思います。
今回の記事では自分が正直に思うところをまとめていきたいと思います。
英会話スクールで行われているレッスン内容について
英会話スクールで行われているレッスン内容ですがどのようなことが行われているのか?
ということに興味がある人も多いのではないでしょうか?
英会話スクールのレッスン内容は初級者から上級者によりスタイルはかなり違います。
あらかじめテーマを絞ったスタイルからある程度中級以上の受講者を対象にしたフリーカンバセーションのクラスまでいろいろあります。
まずは初級者向けの基礎的なレッスンから見ていくことにしましょうか
初級者向けのレッスン内容について
ここでは典型的なレッスン内容を整理して説明していきます。
事前ミーティング
担当のネイティブ講師とレッスンを行うにあたっての簡単な打ち合わせが行われます。
どのような状況でのレッスンなのかを担当講師と一緒に行います。
レッスンの予備知識を共有することで無理のないレッスンの進行が可能になります。
テキストを使っての勉強
外国人の道案内、海外旅行での買い物、などに使われる代表的な言い回しをテキストを使いながら学んでいきます。
最初のうちは初心者ですのでよくわからないと思いますので、テキストにそってやって行くのが確実ですね。
これらの表現を代表的な例文を使いながら何度も何度も繰り替えして学んでいきます。
実践練習
学んだことを応用できるようにロールプレイを使いながら体にしみこませて行きます。
典型的なアウトプットの練習を積むわけです。
進捗確認
講師からレッスンの終了間際にフィードバックをもらいます。今後の学習計画について
フィードバックをもらえるスクールもあります。
フリーカンバセーションのクラス
フリーカンバセーションの場合は特に定まったスタイルはありません。
筆者がいままでに体験したフリーカンバセーションに基づいて説明をさせていただきます
自分が体験した中では3-4人の生徒が集まっているクラスが多かったように思えます。
事前に生徒は何をトピックに話すか全く知らされていません。
トピックは先生によっても全然変わってきます。
時事的な話が好きな先生、日常生活の話題が好きな先生、旅行や趣味の話が好きな先生など
先生としては生徒全員を会話に参加させて教室を盛り上げることが求められます。
レッスンがつまらないと受講生が辞めてしまいますので、話題としても生徒の多数が興味を持つ内容になります。
趣味のことをフリーカンバセーションのトピックとして選ぶのであれば、まず必要なのは生徒の趣味を把握していくことになります。
外国人講師が音頭をとり、各生徒の趣味を聞いていきます。それに応じて生徒が自分の趣味を話し始めるのですが、これを聞いているとたまにはイライラしてくることがたまにありました。
というには他人の趣味でも自分が興味があるものであれば良いのですが、ペットの話題など自分にあまり興味のない分野の話を我慢して聞くのはかなり辛かったですね。
あと他人が英語をしゃべるのにあまり慣れていない場合、必要以上に時間がかかってしまいます。
英会話スクールは自分のスピーキングを外国人教師に見てもらい、フィードバックを得るはずのものなのですが、肝心の英語をしゃべる機会があまりないということになります。
このような状態が続きますと英会話スクールに通う意味はあまりないということになります。
英会話スクールに通っても英語の勉強になることはないのです。
英会話スクールで行われているレッスンの口コミについて
某有名な英会話スクールの口コミがネットで出ていましたので、参考までにあげさせていただきます。はっきり言って良い口コミではありません。
一時間の授業なのに雑談や何も返事しない人、じっと考える人のために待つ時間に大切な時間がとられる。レベルを合わせているといわれたが、レベルの違いが有り。
「早く言ってよ!」と待つのでイライラする。文法とか書く方は自分でも学べるが<喋る>事が少ないので<英会話教室>で喋りたい。
グループレッスンの場合、レベルの低い方と一緒になってしまうとその方にすごく時間>をとられてしまうのが残念でした。私ももっと発言したいのですが、話しがぜんぜん先>に進まず気がつくと終了。もっと時間を有効に使いたかったです。
上にあげたのは大手の英会話スクールに通う生徒から出てきた口コミになります。
英会話スクールのグループレッスンに限った話かもしれませんが、タイミングによっては自分自身の英語のアウトプットの時間が制限されてしまうときがあります
100%のアウトプットの機会を求めるのであれば英会話スクールのグループレッスンよりもプレイべートレッスンのほうがおすすめかもしれませんね。
英会話スクールから最大限の効果を得るためにはどうするのか?
それでは、英会話スクールから最大限の効果をえるためにはどうすれば良いのか?
考えていくことにします。
まず前提として考えておかなければならないのは、英会話スクールは「練習試合の場」であるということです。
このことはコーチングメソッドで有名な英会話スクール「プログリット」の創立者も折に触れて言っていることです。
練習試合というのは実践で英語を使うための予行演習の場と考えても良いかもしれません。
練習試合に準備なしで臨む人はあまりいないと思います。
英会話スクールの授業が終わった後にうまくしゃべれなかったことを復習したり、自分で新しい表現を勉強して今度この表現を使っていこうとか、自発的な勉強が必要なのではないかと思います。
英語の学習には良質な勉強が不可欠であるということをコンセプトに掲げている英会話スクールがプログリットです。
興味があれば一度のぞいてみてください。
コメント