英語コーチングが最近ではますます人気です。やはり自分で英会話の学習を継続するということに不安感を持つ人が多いのでしょうか?
今回の投稿は英語コーチングの中でも特に人気のあるトライズとプログリットの比較を細かくやっていきたいと思います。
ライザップイングリッシュとプログリットのプログラムのコンセプトの比較
トライズのコンセプトについて
「社会人の英語習得には最低でも1000時間がかかります」
といいきります。数か月で完結するものではないので、じっくりと取り組んでほしいことを主張しています。
プログラムは結構盛りだくさんです。
学習期間 6ヶ月と学習期間 12ヶ月の2種類があります。
コンサルティング(事前)
学習サポート
面談(プログレスチェック)
オンライン・プライベートレッスン
グループレッスン
フリートーク・グループレッスン
Versant受験
が完備されています。
1年にわたってサポートするためのリソースは極めて豊富の様に見えます。
プログリットのコンセプトについて
プログリットは、英会話スクールではありません。
本気で英語力を伸ばしたい人のための英語コーチングサービスです。
あなたの英語力を伸ばすために必要なこと。それは英会話レッスンではなく、良質な自習です。
プログリットはあなたの目標に最短距離で到達するためのノウハウと
成果が出るまで継続するためのノウハウを全てお伝えします。
とあるように、英会話のレッスンではなく、受講者各自の自学自習を最大限にサポートするという形になっています。
プログリットの運営会社である、GRIT代表の岡田祥吾氏のニュースピックスのコメントが掲載されていましたので抜粋します。
●英語学習の9割は「自習」で足りる
●自習の継続に必要なのは、教師ではなく「伴走者」
(完全にカスタマイズされたカリキュラム)
最初に面談と当社独自のテストで利用者の目標と課題を洗い出し、市販されている書籍や音源、オンライン英会話レッスンや海外メディアの記事など、既存の教材を組み合わせて3カ月間の学習カリキュラムを組みます。
そのため、提案する教材や勉強法は人によってまったく異なります。リスニングが苦手な人もいれば、スピーキングを伸ばしたほうがいい人もいます。
さらに、今では第二言語習得論や応用言語学など、言葉の構造や脳が言葉を覚えるメカニズムの研究がかなり進んでいますから、そういった科学的な根拠に基づいて分析することで、その人にとってもっとも効率的な学習が見えてきます。
プログリットは英語が自学自習できるようにコンサルタントがサポートを
行うものです。コンサルタントが直接教えることはありません。
英語自体のトレーニングを求めるならば、トライズをお勧めします。
トライズとプログリットのプログラムの比較
プログラムの概要比較をここでは行います。
トライズのカリキュラム
1年に渡っての長丁場でのプログラム進行になります。
コンサルティング(事前)
学習サポート
面談(プログレスチェック)
オンライン・プライベートレッスン
グループレッスン
フリートーク・グループレッスン
Versant受験
です。通常考えられる範囲の英語学習のメニューほとんどそろっているといます。
またプログラムの進行については
インプット
アウトプット
進捗確認とサポート
の順番で進められます。
インプットの詳細については以下の通りです。
スピーキング(週5回:約4時間)
シャドーイング(週5回:約12時間)
レッスンの予習(週6回:約2時間)
アウトプットの詳細についてはこちらになります。
オンライン・プライベートレッスン(週2回:約1時間)
グループレッスン(週1回:約1時間)
フリートーク・グループレッスン(受け放題)
です。
進捗確認とサポ―トの詳細は以下になります。
フィードバックメール(毎営業日)
面談プログレスチェック(2週に1回)
Versantテスト(毎月1回)
このように1年にわたるサポートの内容は盛りだくさんです。
オンラインのプログラムも完備しています。通学時と同じ学習プログラムが、すべてオンラインで受講可能です。
これからの新型コロナの蔓延の時代にオンラインプログラムは貴重です。
リアルのプログラムと同じ内容のプログラムがオンラインで提供されます。
プログリットのカリキュラム
ー課題チェックテスト
ー課題解決手法に基づいたヒアリング
ー最適なカリキュラムのご提案
の順番で行われます。
完全オーダーメイドなので、標準的なプログラムは記載がないようですね。
コース内容としては
ビジネス英会話コース
TOEICR? L&R TESTコース
TOEFL iBTR TEST / IELTSコース
の3種類があります。
評価
トライズのプログラムについてはインプット→アウトプット→進捗確認というはっきりとした型があるのに対して、プログリットはオーダーメイドです。
はっきりとした教育の型(ブレないということ)を求める人はトライズがおススメです。
受講期間の比較
次に受講期間の比較です。
トライズ
英会話コース 12か月
プログリット
英会話コース 2か月~3か月
TOEICコース 2か月~3か月
腰を据えて英語に取り組みたい人は12か月、短期間で結果を出したい人は
プログリットを選べば良いです。
ライザップイングリッシュとプログリットのコンサルタント/トレーナーの比較について
トライズでは2か月の短期間ではなく、1年にわたりサポートをする
人をイングリッシュコンサルタントと称しています。
プログリットではコンサルタントといいます。
コンサルタントという言い方は同じようですね
トライズのコンサルタントの求人内容
【応募資格】
《経験不問》
英語力を活かしてキャリアを積みたい方
人のサポートが好きな方
他業種での経験を活かしたい方
自分自身も成長したい方
メンバーと協力して働くのが好きな方《具体的には》
TOEIC800点以上
※スコアは目安です。コミュニケーション能力を重視します。他業種からコンサルタントとなったメンバーがほとんど。
一から丁寧に研修しますので安心して専門性を磨いていけます。
航空、ホテル・旅行、商社、不動産業界出身など、人の役に立つのが好きな方が強みを発揮しています。年功序列でなくフラットな関係性もTORAIZならでは。
知識や経験を共有し、みんなで成長しています。面接では「あなたが英語を学んだときに苦労した経験」をぜひお聞かせください。
英語学習における苦労や挫折こそ、コンサルティングをする上での価値になると我々は考えています。
受講者の英語学習をサポートしなければならないので
ある程度の英語力は必要なのですが、受講者にかかわって英語を
伸ばしていくことが求められているようです。
ですので人間的な側面が多く求められます。
また英語を学ぶ上での苦労を面接時にプレゼンすることが求められていますね
面接では「あなたが英語を学んだときに苦労した経験」をぜひお聞かせください。
英語学習における苦労や挫折こそ、コンサルティングをする上での価値になると我々は考えています。
このようなことが求められる背景としては、英語学習者の悩みに共感できないと
受講者をうまく導けないということなのかと思います。
プログリットのコンサルタントの求人内容
公式ホームページに掲載されている英語コンサルタントの数は15人になります。
経歴を全てチェックしてみましたが、ライザップイングリッシュと比較して
英会話講師以外のビジネスに従事してきた割合が高いという気がしています。
留学経験があるひとが多いようですね。
以下が公式HPに掲載されている求人要項です。
高卒以上
TOEIC800点以上
求めている人材
未経験者大歓迎/新しい職種のため社員全員、未経験者です。【成長意欲】スピード感のある環境で、成長を実感しながら働きたい
【貢献意欲】英語を通じて本気で目の前の人の人生を変えたい
【コミュニケーションの的確さ】質問を的確に理解し、それに対してシンプルに伝える力【素直さ】フィードバックに感謝をしお互いをリスペクトし合う前職例:営業、ホテルコンシェルジュ、銀行、専門商社、キャビンアテンダント、
英語講師、秘書など。前職は一切問いません。とあります。
英語のコンサルタントという職種は新しい職種なので、経験者がいないの当然ですね。
トライズとプログリットと求められる人物像は大差がないようですね。
トライズとプログリットの費用比較
トライズの場合、サービスの価格は1,384,100円になります。
プログリットの場合は2カ月プランで328,000円 3カ月プランで468,000円になります。
支払額のトータルはトライズの方が確かに高いのですが、1カ月当たりの単価は
プログリットの方が高いですね・・・
トライズが割安のようにも見えますね
トライズとプログリットの口コミ比較
トライズ
1年間利用しましたが、私にとってはかなり成果はありました。特にリスニングに関しては、当初全く聞き取れない状態でしたが、1年後にはあまり不自由のないレベルまでなれたかなと。
担当のコンサルの方の存在は大きかった。親身になって相談に乗ってくれたので、継続して学習できました。
英語学習に近道はないと思ってますので、1日3時間の学習は大変でしたが利用してよかったです。
プログリット
ビジネス英会話のクラスを受講しました。なによりも他の英会話スクールと違う点は、徹底的に時間マネジメントをしてくれるところです。最初のコンサルティングで、現状の英語力とその課題をあぶり出し、課題克服に向けて細かいスケジュールを立ててくれます。毎日の課題も明確になるので、スキマ時間を有効に使うようになりました。そして、毎週進捗チェックがあるので、ある意味プライドをかけて半強制的に頑張ることができました。
結果を出すという点では、どちらのプログラムを選んでも大差がないようですが、
豊富な学習リソースと長めの学習時間を使い結果を出すトライズと
英語学習のコンサルタントサービスを謳うプログリット・・コンセプトは大きく違います。
どちらが英語を学ぶには有利なの?
1年というたっぷりの時間で腰を据えて英語を学ぶのか
自分の力を信じ手で独学で学んでいくのか?
どちらを選ぶかは個人の価値観によります。
1年という期間学び続ける覚悟と資金的に余裕があるかたは
トライズをおススメします。
独力で十分と考えており、短期で結果を出したく、そのためのサポートが欲しい人はプログリットですね。
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