プログリットの岡田社長社長は某外資系の有名コンサルティング会社から裸一貫英語コーチングの会社を立ち上げた、マスコミにも良く登場する人です。
その岡田社長が本を出版されています。
英語学習2.0という本です。
2020年現在アマゾンでも販売されています。アマゾンの評価数は67であり、この本のランキングは100万以上の本のランキングのうち20,000 位ですのでそこそこ売れています。
どのような本の内容なのか興味のあるあなたに簡単に紹介をしていきたいと思います。
プログリットの本英語学習2.0の内容について
この本は大きく分けて4つもパートに分けられています。
1.なぜ英語ができない私がマッキンゼーを経て英語教育で起業できたのか
岡田社長が新卒でコンサルティング会社に就職するにあたり英語でどんな苦労をしたのか?なぜ企業に至ったのか?の事情が生々しく書かれています。
2.間違いだらけの英語学習
英会話学校に通えばなんとなかるという風潮からの脱却を進めています。
1970年からの英会話学校の時代からの英語学習の変遷がまとめられています。
英語をマスターしたいと考える人は考えを大幅に変えなければならないかもしれません。
3.英語を科学する――リスニング編
ネイティブのナチュラルな英語を聞きまくるだけでは英語がうまくなるとは限りません。
意外なリスニングのマスターの方法が書かれています。
4.英語を科学する――スピーキング編
例文の暗記は意味がありません。マスターしなければならないのはこの重要なもの2つです。
5.英語学習を継続する仕組み
英語学習を継続するのに必要なものはやはりメンタルです。
メンタルを維持するためにはやはり仕組みが必要です。
が著書の要旨になっています。
分量は少し多めかもしれませんが、一読すればあなたの英語学習の問題点が
明らかになるかもしれません
英語学習2.0で印象に残った点
自分が英語学習2.0を読んで印象に残った点を抜粋させていただきますね
印象に残ったフレーズの抜粋
これほどまでに、人によって効果的な学習法が違うのかということです。
英語学習手段が飽和している今、必要なのは何か新しい勉
強法ではありません。その人にとって、最も効果的なアプロー
チは何かを見つけだすことです。
英語学習のノウハウはいまや飽和しています。
このことは自分も自覚しています。どのアプローチが正しいか右往左往するのではなく、各人に合った学習方法を見つけることが必要です。
英語が話せないというのは、誰がなんと言おうと、あまり
にも大きなディスアドバンテージ(不利な点)日本人の英語力は長年向上しておらず、世界との差は開くばかりです。2017
年のTOEIC の国別平均スコアも、総受験者数が500 名以上
の国、47 カ国中39 位「日本一英語力が伸びる英語サービスを創ろう」
日本一というフレーズを使うところに社長の心意気が感じられますね。この壮大なビジョンを解決するためにつくられたプログリットのモデルはかなりの優れものなのでは?と思いますね
「練習試合としての英会話レッスン」
練習試合には各人が入念なトレーニングをして望まなければなりません。
トレーニングなしに試合に臨む人はいないです。トレーニングは各自の自習です。
文法、単語、熟語、英語のリスニングを事前にトレーニングしておく必要がありますね。当然のことですが改めて確認しました。
多読というリーディングのトレーニングをしているように見えるのですが、実は意味理解の力が強化され、リスニング力の向上につながります
①辞書を使わない
②後ろから訳さない
多読は実はリスニングに役に立つことを知ったことは大きな発見です。ここは自分でも長い間盲点でしたね
英語学習2.0の思想はプログリットのプログラムにどのように生かされているのか?
英語初級者~中級者にとっては、TOEIC
はきわめて有効な試験①受容スキル(receptive skills)
②産出スキル(productive skills)
受容スキルのほうが大事、というのは相手の言うことが聞き取れなかったり、文章が読めなかったらコミュニケ―ションがそもそ成立しません。
受容スキルがまずは第一ということです。その受容スキルを養うのがTOEICの試験であると。。
文章化が苦手な場合、多くのビジネスパーソンが犯してし
まいがちなミスが、例文暗記という方法ほとんどのスピーキングは、単語と文法を
使って文章化していると考えるのが自然です。
そうすると、鍛えるべき文章化の力は、例文ではなく、単語+文法
例文暗記を勧める人も多いですが、状況はその時々に応じて変わります。
自分で話すときに英文を自分で組み立てることができるうように基礎を固めておくのが重要ということです。
3カ月程度の短期間で、>集中的に英語学習をしたほうが圧倒的に効果的
ー人生は短い。
ーモチベーションが継続する
ー短期のほうが効率が良い
だらだらとやってもモチベーションは継続しません。英語以外にもやることはたくさんありますので短期で英語にカタをつけて別の目的注力したほうが良いですね
1日の時間の使い方をゼロベースで見直す
新しいことを始めるときには空いているスキマ時間を利用して何とかしようと思うものですが、時間管理のやりかたとして「ゼロベース」で見直すことを提唱されています。
英語学習2.0で参考のために挙げられている英語の教科書について
以下の教科書は英語学習2.0で推薦されているものです。
社長みずから目を通してレビューされていますので、おススメです
『Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル』(アルク)
『 英文法のトリセツ 英語負け組を救う丁寧な取扱説明書
――じっくり基礎編』
『 英文法のトリセツ 英語負け組を卒業できる取扱説明書
――とことん攻略編』
『 英文法のトリセツ 英語勝ち組を生む納得の取扱説明書
――中学レベル完結編』
(すべて阿川イチロヲ著、アルク)『TOEICR L&R TEST 読解 特急2 スピード強化編』
(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner共著、朝日新聞出版)「キクタン」シリーズ(アルク社)
いきなり買うのはちょっと・・・と思われる人は本屋さんでも立ち読みをされることをお勧めします。
本にも書かれている通り、文法、単語重視の王道パターンですね・・・・
プログリットの本英語学習2.0を読んでの感想
英語学習2.0の意義はいままで長年なんとなく行われてきた英語学習の習慣に風穴を開けたところにあるのではないでしょうか
またこの本を読んでみた後に、プログリットのプログラムを確認してみたのですが、プログラムのあらゆるところにこの本のアイデアがちりばめられていることを
感じます。
英語に対する考え方、英語そのものの勉強のしかた、人生と時間管理のやり方など、ヒントは盛りだくさんです。
興味のある方はご一読をお勧めします。
もしプログリットに興味を持たれたなら、以下の記事も読んでみてください。






http://suanhachongtham.com/progrit-fee-reasonable-or-not
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